ICPC世界大会前夜

明日の朝から,ICPCの世界大会のためにポーランドワルシャワに行ってきます.
これまでこの世界大会に出ることを夢見て4年ほどICPCのために色々練習してきたわけですが,それがとうとう目の先に迫っていると思うと感慨深い限りです.
世界大会は問題の傾向がバラバラだったり,必ずしもエレガントな問題が出るわけではなかったりしてどういう結果になるかが読めないのですが,恐らくこれで1回きりの機会になる気がするので悔いのないように戦いたいもんです.もしかしたらメダルを取ることもできるんじゃないかと淡く期待を抱いていたりもします.


ICPCは3人1チームで戦うコンテストで,僕は今までずっと1つ上の学年の2人の人とチームを組んでいました(メンバーは途中で変わったりしましたが).
ICPCには年齢制限があり,僕はまだコンテストに出ることができるのですが,上の学年の人々は今年で出場権が無くなってしまい,チームとしては解体する形になってしまいます.チームでは誰かができないことを他の誰かが補うといった形でそれなりに上手く回していたので,チームが解体して主な戦力が僕だけになってしまうとチームワークが重要なICPCでは戦っていくのが厳しくなる可能性が高いです.
最近は``強い選手''を維持するためのモチベーションが昔に比べて落ちている気もしていて,この世界大会のためにはなんとか頑張ろうと思うのですが,それ以降はそこまでやらなくてもいいんじゃないかなぁとも感じています.(とはいえ凝り性なので結局続けてしまう気もしますが.)


世界大会はコンテストのためだけのイベントというわけではないみたいで,エクスカーションが充実しているようです.実際,コンテストが1日だけであるのに対してエクスカーション的なイベントが数日に渡って開かれています.コンテスト以外のところも観光とか交流とか楽しめると良いなぁと思います.